運転免許の取り方とその仕組み

はじめての免許更新

 通常運転免許を取得して、3年間はグリーン免許と呼ばれる運転免許です。例外としては、最初の免許更新、の前かつ最初の免許取得から1年以上経過してから新たに上位の運転資格を取って免許を書き換えた場合です。この場合は運転免許が変わった時点でブルー免許になります。3年間、といっても、免許を取った日から3年間、ではもちろんなくて、免許を取ってから2回、誕生日がきたら、その誕生日から1ヶ月後までが最初の免許の有効期限となります。誕生日の直後に運転免許を取った人は3年近く、誕生日の直前に取った人は2年間とちょっとが有効期限ということになります。
 最初の免許更新は、仮に無事故無違反であっても、違反運転者と同様、2時間の講習が必要です。更新時講習は、ゴールド免許を取得する人は「優良運転者講習」で30分、シートベルトなどの軽微な違反がある場合は「一般運転者講習」で1時間、そして「違反運転者講習」が2時間となっています。また、免許更新の年に70歳以上になる場合は、高齢者講習となり、最初に3時間、75歳以上になると2時間半の運転指導も含む講習を受けることになります。
 免許更新は、ほとんどの場合、各都道府県の免許センターで行うのが普通です。地域によって、警察署での更新が可能な場合もありますが、ほとんどの場合、免許センターが遠い地域の場合です。新しい運転免許に使う写真は、通常は当日、免許センターで撮影するのが普通ですが、自分で気に入っている写真を使うことも可能です。写真のサイズは縦3cm・横2.4cmでカラー、プリンター出力は付加、また顔の一部が隠れていたりしないこと、など条件がありますので、気に入っている写真を使いたい人はきちんと調べてから写真を用意して下さい。
 免許センターは、通常日曜日でも免許更新が行えます。ただし、土日が休みの仕事をしている人の多くが日曜日に免許更新を行うため、混雑しやすい曜日でもあります。平日のほうが空いていますので、都合がつく場合は、平日に行ったほうが断然楽です。  運転免許証の更新時に持っていくものは、更新案内のハガキにも書かれていますが、通常は免許証と更新案内のハガキ、印鑑(ただし署名も可)、運転条件に眼鏡等とあれば、眼鏡もしくはコンタクト、補聴器、更新手数料です。更新手数料は都道府県が設定しますので、金額はハガキを確認して下さい。そして交通安全協会の協力金を求められることが多いので、払う意思があればそのお金も用意しておきましょう。
 写真は当日撮影するのであれば、準備していく必要はありませんし、運転免許証更新申請書は当日、窓口で貰います。当日は、免許更新を受付する窓口にいけば、後は適正検査、写真撮影、講習となりますが、職員が指示してくれますので迷うことはないでしょう。なるべくスムーズに、目的の講習時間に間に合うよう、受付時間よりも余裕を持って言ったほうが安心です。特に込みやすい日曜日に行くのでしたら、講習開始の30分前でも全く早くはありません。初回でしたら、時間に余裕をもって言ったほうが安心ですね。